猫麿の校正/ギター日記

仕事(校正業)、趣味のギターについての日記。

『より少ない生き方』 (読書感想文) 

 「ミニマリズム」という言葉が流行りだしたころ、部屋には何もないような人たちがTVで取り上げられていた記憶がある。俺は『シンプルに生きる』という本を数年前に読んでいたのでそういう思想に興味はあったが、そのTVに映し出されたミニマリズムへのコレジャナイ感は半端なかった。

 一方で、この本で取り上げられるミニマリズムはそのような極端なものではない。あくまで無駄なものを捨てて、自分にとって本当に必要で大切なものだけに囲まれて生きる、という意味である。また、「自分にとって本当に必要で大切なもの」を選ぶ前に人生の目標を決めるという課題が出される。それを定めることで、ものを選別する基準の一つにしていくというわけだ。「人生の目標を定め、それに沿ってものを選別する。その結果、日々の行動が洗練されて人生が豊かになる」、それがミニマリズムの目的だという。

 

 ページ数は多いが、主張は簡潔で分かりやすく読みやすい。俺にとっては、新年いきなりの当たり本。